2024年の吉川里山百景 (4)

2024年04月

冬水から春水田んぼへ

越冬した冬水田んぼに春が来た。さあ、田植えの準備だ。
土を耕し、代掻きをして新たに水を張る。山の水は冷たい。
田んぼを囲む「ぬるめ水路」の手入れも欠かせない。

よしかわ便り「たなだ」 2024年04月号
冬水から春水田んぼへ

春を迎えた棚田

2024年03月

棚田に到来した春の妖精

雪が解け、春の妖精ことカタクリが現れた。
数週間後には、地上から姿を消してしまう妖精だ。
里人にとっては走りの山菜。春の味を残していく。

 棚田に到来した春の妖精

畔に咲いたカタクリ

2024年02月

雪に埋もれる里

雪ほり、雪のけ、雪ほげ、雪かき、雪よせ、雪なげ...。
豪雪の地で除雪を表す言葉は色々だ。
そんな雪仕事をしても、家を囲む雪壁は高さを増していく。

  雪に埋もれる里

深雪の冬

2024年01月

「さらさら」から「こんこん」へ

さらさらと降りはじめた雪は、夜もこんこんと降り続けた。
翌日は、雪の華で枝がしなり、家は深雪に包まれる。
雪が音を吸い込んで、里はしんと静まりかえる。

よしかわ便り「たなだ」 2024年01月号
「さらさら」から「こんこん」へ

深雪の里

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