米の直播栽培を試している健菜の生産者がいます。直播は、育苗した苗を田んぼに植える従来の方法ではなく、種籾を直接に田んぼに播く栽培法です。長い歴史の中で洗練されてきた米の栽培技術を覆して、太古に戻るような方法ですが、その魅力は省力化とコストダウン。農業従事者の減少や高齢化に対応する栽培法として、見直す動きが出ています。
高い技術で野菜づくりにこだわってきた健菜の生産者は、新しい試みにも前向きです。今は、出芽率が悪く、稲が倒伏するなど、メリットよりデメリットの方が大きいといいます。
それに、技術面の工夫も安定した収量確保が第一の課題で、おいしさを追及するまでにはとても至っていません。けれど、農業の未来を考えると、こうした挑戦も必要なことでしょう。
挑戦者の意欲、応援しています。
全国の生産者を訪ね、父に代わって永田農法の指導もしている。
河内晩柑は、数ある晩生種の中でも最終ランナーだ。 蜜柑だが初夏の味。八代海を望む農園に生産者を訪ね...
テレビをつけたら、タレントさんが何かを食べながら「メチャメチャおいしい」と言っている場面。食べ物...
昨年の3月、有明海に面した干拓地に玉ねぎ生産者を訪ねた。 おいしさの秘訣は「にがり」。でも、それだけ...
長崎の野菜農家には厳しい春になりました。暖冬で雨が多く、計画通りの生産ができなかった上、価格が暴落...