吉川里山百景

健菜米コシヒカリのふるさと、新潟県上越市吉川地区の風物詩をお伝えします。

2024年04月

冬水から春水田んぼへ

越冬した冬水田んぼに春が来た。さあ、田植えの準備だ。
土を耕し、代掻きをして新たに水を張る。山の水は冷たい。
田んぼを囲む「ぬるめ水路」の手入れも欠かせない。

冬水から春水田んぼへ

春を迎えた棚田

2024年03月

棚田に到来した春の妖精

雪が解け、春の妖精ことカタクリが現れた。
数週間後には、地上から姿を消してしまう妖精だ。
里人にとっては走りの山菜。春の味を残していく。

 棚田に到来した春の妖精

畔に咲いたカタクリ

2024年02月

雪に埋もれる里

雪ほり、雪のけ、雪ほげ、雪かき、雪よせ、雪なげ...。
豪雪の地で除雪を表す言葉は色々だ。
そんな雪仕事をしても、家を囲む雪壁は高さを増していく。

  雪に埋もれる里

深雪の冬

2024年01月

「さらさら」から「こんこん」へ

さらさらと降りはじめた雪は、夜もこんこんと降り続けた。
翌日は、雪の華で枝がしなり、家は深雪に包まれる。
雪が音を吸い込んで、里はしんと静まりかえる。

よしかわ便り「たなだ」 2024年01月号
「さらさら」から「こんこん」へ

深雪の里

2023年12月

棚田の春支度

草紅葉の里の暮らしは、冬支度の真っ最中。
棚田は冬水たんぼに姿を変えた。
耕起後に水を張り、すでに春を迎える準備を終えている。

棚田の春支度

草紅葉と冬水田んぼ

2023年11月

小さなコンバインで

山間の小さな田んぼで稲刈りが始まった。
風と水と虫の音の世界に、この日ばかりは機械音が響く。
カタカタゴトゴト...。秋空に収穫の音が刻まれてい

よしかわ便り「たなだ」 2023年11月号
小さなコンバインで

山間地の稲刈り

2023年10月

瑞穂の里は秋うらら

空は澄み、雲が静かに流れていく。
黄金の稲田を見下ろすのは、秋化粧を始めた尾神岳。
豊穣の季のうららかさに、見ほれずにはいられない。

瑞穂の里は秋うらら

刈り入れを待つ稲田

2023年09月

夏姿から秋色へ

晩夏の棚田は、刻々と色が変わる。
緑色を養分に取り込みながら、稲の実は熟していく。
そして棚田は光をまとった秋色へ。完熟の時は近い。

夏姿から秋色へ

初秋の棚田

2023年08月

花びらはないけれど

小さな稲の花が咲くのは朝。咲いているのは1〜2時間。
えいが開き、雄しべがするすると顔を出し、ちゃんと受粉する。
花びらはない。虫の力も借りない。「天晴れ」と言いたくなる。


花びらはないけれど

稲の花

2023年07月

畔道に咲く花

田んぼは人が造った「自然」だという。
棚田の畔道や法面もそんな自然の宝庫だ。
可憐な花を残して、草刈りをする生産者もいる。

よしかわ便り「たなだ」 2023年07月号
 畔道に咲く花

草刈りを逃れた草

2023年06月

早苗の模様

棚田の形はまちまちだ。細長かったり、曲がっていたり。
だから早苗がくるりと丸いラインを描く田んぼもある。
でも、それは束の間、水面が稲葉に隠れるまでのことだ。

早苗の模様

田植え直後の棚田

2023年05月

太陽に急かされても

水を張り、土を砕き、混ぜ、平らにする代掻き作業。
刻々と西へと傾く太陽に急かされるが、焦りは禁物だ。
ゆっくり丁寧にトラクターを操作していく。

太陽に急かされても

代掻きに追われる夕暮れ

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