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紀州特産の、希少な柿です。実を切ると、まるで黒砂糖をまぶしたかのようなゴマ模様に驚かされます。これはポリフェノール成分が渋抜きの際に固まって糖化したもので、おいしさの証です。

この柿は、まだ実が青い9月中旬に木に生らせたまま袋がけをし、中にアルコールを含ませた固形物を入れて渋抜きするので、脱渋後10月末の収穫直前まで樹上で完熟させることができます。

サクサクの歯ごたえと、口のなかに広がるコクと甘味は、まさに手間ひまかけた努力のたまものなのです。

今回健菜倶楽部がお届けするのは、世界遺産の高野山に近く、木々に囲まれた標高300メートルに立地する宇城さんの農園のもの。急傾斜で足場が悪く、作業がとても大変な果樹園ですが、粘土質土壌のため水捌けが良く、水や肥料を極力控える永田農法にとっては絶好の適地です。

kinokawakaki4.jpg※写真は生産者、宇城 栄治氏

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健菜の果実

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