中村昭一さん

今年初の大雪でした。


クリスマス前の2日間で、吉川は一面銀世界に変わりました。
ホワイトクリスマス?でしたが、これから始まる雪かきの毎日を思うと、少し気が重いです。

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吉川区の集会場。目の前は田んぼなのですが・・・

福島との県境で、大雪のため、車が身動きできなくなったニュースがありましたが、あの日はここ吉川地区でもドカ雪になり、山間部では一晩で70センチもの積雪がありました。
私の家のような山間部ばかりでなく、平地でも大雪になり、いつもはガラガラの県道が大渋滞していました。カチカチのアイスバーンに車のわだちができると、もうお手上げ。私たち雪国の人間でも、車の運転が怖かったです。

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スキー場の斜面のように見える所は、健菜米の棚田です

撮影した日は12月25日。すっかり晴れたので、写真がきれいでしょう。私(中村昭一)の棚田も、スキー場のようにすっぽりと雪に覆われました。今日は晴れて小康状態でしたが、年末年始はまたまた大寒波が来るそうです。いまから気が気じゃありません。

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今年初めての除雪機の登場。これから3ヶ月はこれが仕事

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家の前の道路も自分で除雪します

これから3ヶ月間は毎朝6時起きで、除雪やら屋根の雪下ろしやらをたっぷり1時間はやらないといけません。東京都の人にはわからないでしょうけど、とにかく大変な重労働です。
でも山間部の場合は、雪が降らないと、夏場の田んぼの水を心配することになりますから、仕方ないですね。

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こちらは棚田の裏側。急斜面なので、よほどの雪でないとここまで積もらない。

中嶋巌さん

「粕漬けたくわん」用の大根を収穫しました

毎年1月末にお届けしている、「粕漬けたくわん」用の大根を収穫しました。
「粕漬けたくわん」は、酒米山田錦の酒粕を使った、吉川地区伝統のたくわんです。新潟は酒蔵が多いので、粕漬けの文化が根付いており、漬物といえばぬか漬けよりも粕漬けです。


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収穫したての大根。泥が赤土のいい色です。


収穫した大根は「青首宮重(みやしげ)」という、漬物用の品種です。ご覧の通り、細くて長いのが特徴で、生で食べてみると、果肉が固くパリパリしていて、どちらかというと辛味が強いですね。ほぼ無肥料で栽培しているので、甘みもあり、普通の大根として十分おいしいですよ。でも寒干しすると身が締まって、旨みが増してきます。ちなみに一般の大根は「青首総太り」と言って、対照的に太くて短く、果肉は柔らかめになります。


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家内と二人の作業でこの面積はきついです。


収穫後は寒風のもとに晒して、2週間くらい陰干しします。冷たい風で、大根の表面の水分を飛ばし、程よく柔らかくなってきたら取り込みます。柔らかさの基準としては、「『の』の字の塩梅」と言って、大根の頭と尻尾が、丸めた時にくっつくくらいが理想です。あまり長く干しすぎると、痩せすぎて色も悪くなってしまうので、取り込むタイミングは結構難しいです。ここは山ですから、2週間でちょうど良いのですが、浜(海沿い)ならば海風が強いので1週間で十分でしょうね。


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山から流れる小川で泥を落とします。


取り込んだあとは、酒粕にフランスの塩と三温糖を加え独自の味にまとめたヌカに漬け込むだけです。「粕漬けたくわん」は、冷蔵庫に入れておけば、長く風味を保ちます。時間とともにアメ色に変化する風味を楽しめますよ。


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次は寒干しの作業です。

山本秀一さん

自然薯の試し掘りを見に行きました。

永田米研究会・会長の中嶋さんが、自然薯の試し掘りをするというので、今年の様子を見に行きました。自然薯はそもそも山の奥深くに自生する山芋の王者と言われていますが、最近は栽培が可能になり、吉川では永田農法を応用した自然薯を栽培しています。

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今年の出来を確認するため、試し掘りをします

一言で自然薯といっても、天然物は実に様々な種類があって、みな同じというわけではありません。栽培ものは、その中から食べやすい品種を選抜して品種改良したものです。山芋は今年のように雨の少ない暑い夏が好きな植物。こういう年はアクが少なく甘みがあって美味しいのです。

中嶋さんの畑は、ブドウ棚のような大掛かりな棚を作って、ツルを伸ばしています。普通は円錐型に棒を立てて済ませますが、そうするとツルが2重、3重に絡まって葉が密集し、うまく光合成できなくなります。だから、大きな棚で表面積を広げてやることが美味しい自然薯作りには大切です。写真のように、中にこもれびが差し込むようなら上出来です。ブドウと同じですね。

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ブドウ棚のように大掛かりな棚を造ります

山の自然薯は、とにかく高い木を選んで、上へ上へと伸びていきます。まるで最初からどの木が一番高いのか知っているかのようです。この習性は栽培ものでも同じ。写真右上の棚の上に伸びた棒(スプリンクラー)の部分にツルが集まっているでしょう。一番高いところを目指しているのです。

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写真右上の角のように伸びたスプリンクラーにもツルが絡まります

自然薯は4月に苗を造り、5月下旬に植えて、収穫は11月下旬~12月上旬頃行います。収穫後乾燥させて、少し追熟させると澱粉質が糖化して美味しくなります。健菜倶楽部の年末商品でも紹介していただいていますが、冷蔵庫の野菜室に入れておけば、春~初夏ぐらいまでは保存できますよ。

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長さ、太り具合も上々ですね。今年は物が良さそうです。

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こちらは洗ったもの。なかなか立派です。

山本秀一さん

新米の出荷が始まりました。


本日健菜米コシヒカリの新米を初出荷しました。

永田米研究会は、玄米の低温保管と生産者の混合を防ぐ為に、農協を経由せず、自分たちで精米、出荷しています。私たちでも新米の出荷にはワクワクするものです。

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倉庫に入ってきた今年の新米

私たちは、かつて新潟県源地区にあった源農協の玄米貯蔵倉庫を買い取り、健菜米の専用倉庫として利用しています。米用の倉庫ですので、夏でもひんやりとして、湿度も一定に保たれています。そこに小型ですが、最新鋭の精米装置を据付け、健菜米専用機として精米しています。こうすることで、他の玄米が混じることなく、また精米後のヌカを健菜ヌカ床の原料として厳密に管理することができます。

精米は、永田米研究会の一員でもあり、もと食料事務所・農産物検査員で、穀物全般の認定検査官だった曽根つよしさんの管理の元で行います。精米後は色選別機にかけられ、機械がお米の色を元に判断して、未熟米や焼け米などを選別し、除去していきます。

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精米は元認定検査官の曽根つよしさんの担当

玄米や5分搗き、7分搗き米は、色選別機を使えないので、担当者がザルにあけて、目視しながら選別します。この作業が大変なのです。

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玄米や5分搗き米は出荷前に目視で米柄をチェックしています。今日の担当は中村昭一さん


今年は、収穫前の棚田で撮影したカードに、生産者がコメントを書いてお米に添えました。今年も宜しくお願いします。

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写真は9月19日に撮影した中村昭一さんの棚田と生産者たちです

中村昭一さん

秋の棚田の風景です。

今日撮影した、中村昭一の棚田の様子です。
無事収穫も終わり、生産者一同ほっとしているところです。
ほんの1ヶ月前までは、稲穂があんなににぎやかに風に揺られていたことを思うと、なんとなく寂しい気がしますね。

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ため池に秋空が写りこんでいます。空が近い季節ですね。

10月10日に、永田米研究会のみんなで集まり、今年の米の試食会を行いました。ごく僅かな量を除き、みんな自分の分も含めて新米を食べるのはこれが初めて。各生産者の米が比較されますので、各々緊張の一日でした。
結果から申しあげると、食味は例年通り問題なし。新米独特の香り、口に運んだときのつるりとした食感、噛むと口の中に広がる甘み、しばらく噛みしめたあとの粘りの良さなど、永田農法米らいしい特徴が際だち、一同ほっとしたところです。生産者ごとの美味しさのバラツキもありませんでした。

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彼岸花がそこかしこで咲いています。刈り取りが終わるとほどなく現れます。

ただし精白米の状態では、例年に比べやや乳白色のお米の割合が多く、見た目は例年通りとは行きませんでした。これは猛暑で熱帯夜が続き、夜温が下がらない日が多かったためだと考えられますが、健菜米は標高200~300メートルの棚田を中心に栽培していますので、比較的影響が少なく、他地域に比べればかなり状態は良いものと思っています。

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夕陽が綺麗ですね。写真右側ではさがけしているのはもち米「しめはり」です。

皆様へ新米をお届けするのは10月20日の発送分から。18日に精米作業を行う予定ですので、またその際にレポートしようと思います。

中嶋巌さん

今年の収穫はほぼ完了。

永田米研究会による、健菜米コシヒカリの今年の収穫は9月末までにほぼ全て終了しました。全体の数量は集計中ですが、おかげさまで前年並みは確保できました。これからその品質について精査していくことになります。

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私(中嶋巌)の田圃です。むこうに見えるのが霊峰「尾神岳」。

今年は記録的な猛暑となり雨も少なかったため、新潟県では(他県も同様だと思いますが)一等米の比率が極端に低いと聞いています。お米の等級は、まず玄米をふるいにかけて、胴割れした屑米や小粒な未熟米を取り除き、さらに認定検査官が米の色や乳白部分の比率などを見て分類していきます。
詳しい数値は発表されていませんが、上越では越路早生など早生種の一等米比率が1/4程度(昨年は90%以上が一等米)、酒米の五百万石も1/2程度だったそうです。この分だと、コシヒカリも上位等級比率が大幅に悪化しそうな雰囲気です。

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稲穂も理想の状態です。今すぐ刈り取りしても良い頃合いです。

猛暑や干ばつによる影響は無論ですが、個々の農家の技術差も忘れてはいけません。このブログで山本秀一さんが、稲の倒伏による悪影響について再三報告していますが、稲穂が出てから収穫まで約35日間、米が登熟する最も大切な時期に稲が倒れてしまうと、根・茎からの水分や養分が穂に行き渡らず、光合成にも影響が出て、未熟米の比率が高くなってしまうのです。

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今年初の試し刈りです。本番は機械で刈り取ります。

今年は春先に雨が多く、7月末から一転して高温でしたので、稲の生育コントロールが難しく、倒伏した田んぼが非常に多い年となりました。吉川町でも半数以上の田んぼで倒伏していたのではないでしょうか。健菜倶楽部のカタログで、吉川町の環境の良さを盛んに宣伝していただいていますが、「吉川の米ならなんでも良いわけでは無い」、というのが私の率直な感想です。

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吉川町の一般栽培の田圃。完全に倒伏しています。こうなるとほとんど青畳です。

吉川町に負けず劣らず、米作りに適した環境は他にもあるでしょう。吉川の棚田でも山の南向きと北向きでは日照時間が違うし、水や気流の条件差もあります。同じことは新潟のブランド米・魚沼産でも言えること。農協は誰彼かまわずまとめてブレンドしてしまうので、まじめな農家は面白くないでしょうね。
米は長く食管制度に守られていた影響で、とにかく品質に対して鈍感です。作った分だけ国が買い取ってくれる、品質は二の次、という考えから抜け出せないと、日本のお米は一向に美味しくなりません。

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一般農法(向かって左)の稲と永田農法の稲(右)の長さの差です。かなり違うでしょう。

私達が永田農法を取り入れたのは約20年前。「大きく育てないことが良いこと」なんて、にわかには信じられませんでしたし、米作の専業農家として多少反発心もありました。でも今は、しみじみとこの農法の正しさを感じています。健菜米の農家は、この20年の間に何度か入れ替わりました。ついてこれなかった人たちも少なくなかった。今残っている農家はわずか20数世帯ですが、永田農法の理論を自分で消化して、さらに独自の経験を生かし切磋琢磨しています。そして健菜米の栽培をすることに誇りを持っています。
今年の出来栄えは追ってこのブログで報告します。新米のおいしさは年内の出荷分なら十分味わえます。ぜひ私達の自信作をお試しください。

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これは息子が管理している酒米・五百万石の田圃です。こちらは収穫まであと1週間。

中村昭一さん

健菜米の圃場は倒伏無し。

9月14日(火)の大賀地区、中村昭一の棚田です。
前回は雨が恋しいと書きましたが、台風9号のあと夕立ちが多く、一転稲の登熟に願ってもない状況となりました。8月の晴天率とあいまって、出来栄えも良好です。

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ご覧の通り、一面黄金色に輝きました。奥の緑の田圃は酒米(山田錦)です。

9月10日に、永田米研究会会長の中嶋巌さんが、健菜米の仲間の圃場を巡回して、出来を確認しましたが、倒伏(稲が倒れること)した圃場は1件もなく、極めて良好とのことです。みんな良くやってくれました。刈り取りは9月20日~30日の間で、お天気と相談しながら行う予定です。新米の出荷は10月20日からですので、ぜひお楽しみにお待ちください。

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今年も健菜米コシヒカリの圃場では、稲の倒伏は無い。

下の写真は、私の圃場に頻繁に出没する「タヌキ」です。私の圃場は山の中腹にあり、タヌキやらハクビシンやらイノシシやら何でも出てきます。トマトやサツマイモの畑は彼らにかかると一晩で全滅してしまうので、網で囲ってありますが、田んぼで悪さすることはありません。だからでしょうか、私が近づいて写真を撮っても知らん顔で寝そべってます。こうなるとペットみたいなものですね。

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猛暑が過ぎて、タヌキも一安心。

山本秀一さん

一穂百粒の稲穂

今日(9月8日)、台風の接近に伴い、ようやくまとまった雨が降りました。
今年は7月20日頃から照りだして、今日までに雨が降ったのはわずか2日くらいでしょうか。
それもわずかで、夕立ちもなかった。こんな年は記憶にありません。前回の中村さんの報告にもありましたが、稲穂が出てからは比較的水を必要とする時期です。ここで日照りが続くと、米がうまく生長できず、収穫量や品質に大きな影響が出ます。稲作にとって台風は大敵ですが、今回ばかりは助けられた気分ですね。

さて、下の写真は昨日の朝に撮影したものです。

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これが一穂百粒の稲穂

健菜倶楽部の会報紙で、一穂に付ける実の数は、100粒が理想だと書きましたが、この写真がまさにその状態です。穂の先まできれいに粒が揃っているでしょう。穂は先端から熟し始めますが、あまり実をつけすぎると、元(下)のほうが完熟できず、しいな米(※)ばかりになってしまいます。多すぎず、少なすぎず、付けた実は全てがきれいに完熟する。簡単そうでこれが難しいんですよ~。
※もみ殻ばかりで実がない米のこと

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私の田んぼ。ちょうど良く育っている。

これは昨日の私の田んぼです。稲が倒伏することなく、しっかり立っています。これは、稲の背丈が短く、茎が太く、実の数も適量だからです。この位ピンとしていれば、台風が来ても大丈夫。刈り取りまで健康に育つでしょう。ちなみにこの田んぼの刈り取りは9月15日から20日ごろを予定しています。

一方、下の写真は残念ながら倒伏してしまった一般栽培の田んぼ。同じ吉川町で昨日撮影したものです。このような光景をみなさんも見たことがあると思いますが、稲が倒れるということは、茎が曲がり、地面からの栄養や水分が実に行き渡りづらくなるということです。稲穂にストレスがかかり、米が未熟のまま収穫を迎える可能性があります。
茎が曲がっているうちはまだよいのですが、台風などで茎が折れると、完全に導線が断たれてしまいます。こうなると、今までの苦労が全て水の泡ですね。だから、倒れにくい稲を育てること。これが永田農法の基本であり極意なのです。

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稲が倒伏してしまうと、しいな米が多くなる。

中村昭一さん

雨が恋しい毎日です。

暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか。吉川も連日35度を超え、猛暑日が続いています。
いつも山本さんのレポートなので、今日は私、中村昭一の田圃を紹介します。

私の田圃は、健菜米の仲間の中でも、比較的標高が高い大賀地区にあります。その分田植え時期が遅いので、出穂も遅く、先週ほぼ自家受粉が終わりました。稲穂もこうべを垂れ始めました。

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青々として、棚田が一番美しい時期です

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稲穂もうこうべを垂れ始めました

さて、受粉が終わると、いよいよ登熟(とうじゅく)が始まります。これから収穫まで約1カ月半くらいですが、これからは水が必要な時期。ところが、今年は連日の猛暑で、水不足の心配が出てきました。
山間部ですから、例年なら適度に夕立があって水の心配などないのですが、今年は本当に雨が少ない。
雨乞いをしたい気分ですね。

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この状態ならまだ大丈夫ですが、これから水不足が心配

田んぼの手入れが忙しく、自家用で栽培している野菜の畑はほったらかしでしたが、トマトは概ね順調のようです。こちらは水はなくとも、美味しく育っています。

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田んぼの隣にあるハウスではトマトを栽培

とにかくコシヒカリはもうひと踏ん張りです。

熱中症に気をつけてがんばりますので、出来栄えを期待していてください。

山本秀一さん

稲の花

先週は台風4号が新潟をかすめましたが、幸い風が弱かったため、農作物への影響は軽微でした。稲はちょうど出穂(しゅっすい)の直前だったので心配していましたが、何事もなくほっと一安心。雨もあがり、予定通り出穂が始まり、同時に稲の花が咲き始めました。

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白い花のようなものは実は「おしべ」。

出穂、開花が始まったのは土曜日(14日)頃からです。写真にある、白い花びらのようなものが、「おしべ」。出穂するとすぐにもみが開き、おしべ6本とめしべ1本が出てきます。おしべは先端を破いて花粉を飛ばし「めしべ」が受粉します。
受粉が終わるとほどなくもみが閉じます。開花から閉じるまで僅か3時間程度。あっという間に自家受粉が終了します。

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写真中央左です。もみが開いて受粉しています。

上の写真は、ちょうどもみが開いて受粉しているところ。いいタイミングで写真が撮れました。
もみが2つに割れるように口を空けているのが分かりますか?これが受粉の瞬間です。この後、まもなく口を閉じます。もみの中では受粉した翌日から胚が生長を始め、ほどなく、稲は頭を垂れ始めます。いよいよ米粒の登熟が始まります。

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蜘蛛も元気。

今日も蜘蛛は元気です(笑)。

山本秀一さん

田んぼの蜘蛛は大歓迎

今朝田んぼを観察していたところ、蜘蛛の巣を発見しました。
農薬や除草剤が盛んに使われてた60~80年代は、まったくと言っていいほど、田んぼから生き物が消えていたのですが、最近はいろいろな小生物が復活しています。

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今年初めての蜘蛛の巣を発見。

健菜倶楽部のカタログでも、「トンボ」や「メダカ」、「ホタル」など、様々な生き物が田んぼに帰ってきていることを、紹介していますね。でも私たち農家にとっては、蜘蛛の復活こそうれしいものです。蜘蛛は農薬に敏感な生き物。安全な田んぼでないと、巣を作ったりしませんから。

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孵化する前なのか?蜘蛛の幼虫を発見

「蜘蛛の糸」ではありませんが、やはり神様のお遣いと思って、大事にしたくなるものです。農作業をするのには、ちょっとじゃまだけど、なかなか愛嬌があってかわいいですよ。私が変わっているのですかね。

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クラゲのような小さな蜘蛛。かわいいと思うのですが・・・

山本秀一さん

永田農法のうまい根(2)

今朝撮影した写真です。
しばらく中干ししていたのですが、このところ晴天続きで、田圃が乾いてきたので、
今から水を入れようと思っています。

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今朝の稲の様子。結構伸びましたね。

水を入れる入れる前に、前回の話の続きの「永田農法のうまい根」を撮影しました。地面が割れているところでしか確認できないので、探すのがホネなのです・・・。

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1枚目です。分かり辛いですか?

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2枚目。こちらはアップで撮影しました。

2枚目の写真は、クモの巣のようでしょう。実はあれが毛細根「うまい根」なのです。
この根はこの後もどんどん発達し、水抜きをして田圃に入る度に、地面に弾力が出てきます。最後の頃はまるで絨毯の上のようにふかふかになるんですよ。一方、一般栽培の場合は、直根ばかりが発達して、このような毛細根は見ることができません。
毛細根に覆われた永田農法の田圃では、秋に稲を引き抜こうとすると、バリバリと音を立てて、地面ごとはがれます。かなり力がいるんですよ。それだけびっしりと張り巡らされていることがわかりますね。

山本秀一さん

永田農法のうまい根(1)


ここのところずっと雨続きで、写真が撮れなかったため、更新が遅れました。ゴメンナサイ。さきほど雨が上がったので、急いで私の田んぼを写してきました。

中干しをしているので、水を抜いているのですが、雨のせいであんまり乾いていません。今年の新潟は雨が多く曇天続きで、蒸し暑い日が多いのですが、こういう天候だと、稲の生長速度が速まります。

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今日の私の田圃の様子です。まだ曇天ですね。

前回報告した通り、最初に大きく育ててしまうと、生長を抑制できないので、今になって焦っている農家は多いのではないでしょうか?この時期に稲が伸びすぎると、出穂(「しゅっすい」と読む。穂がつくこと)率が下がるからです。でも、永田農法の田んぼはみんな大丈夫。順調そのものです。

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このくらいのサイズがちょうどよい。

さて、健菜のサイトをご覧の方なら、永田農法の「うまい根(地表面に広がる毛細根)」の話はご存じかと思いますが、その走りの根が地表に出ていましたので、写真を撮りました。細いもやしみたいなやつです。わかりますか。
地面の下ではだいぶ広がっていそうですね。但し、これは毛細根ではありません。この根の周りに、産毛のような細かい根がさらに発生するのです。そして地表一面に広がります。あと10日くらい経つと、梅雨が明けて、もう少しはっきりするでしょうから、その時また報告しますね。

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地表に出始めた永田農法の「うまい根」。白いもやしみたいなやつ。

山本秀一さん

中干しが始まりました。

 いよいよ中干しの時期になりました。
 前回の報告で、「栄養成長から生殖成長へ移行する大切な時期」と書きましたが、今のところ私たちの田んぼは順調に移行できていて、正直ほっとしています。


分けつは6本までが目標

 永田農法の基本は、栄養成長の段階で、稲を大きく育てないこと。なるべく背丈は短く、葉の色は薄くなるよう育てています。分けつは一本の苗に対して6本を目標に抑制(普通は10本以上)します。田植えのとき、1株につき3本ずつ植えていますので、分けつ後の1株の本数は18本が理想ということになります。多くても21本くらいにしたいですね。下の写真を見ていただくと、稲が頭を垂れることなく、ピンと立っているでしょう。これはうまく成長を抑制できた証拠です。

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小さく育てた稲。背丈が短く、色も薄緑色で出来栄えに満足。これから中干しします。


中干しを開始

 中干しとは、田んぼの水を引き、水の中で酸欠状態だった根に空気を与え、活性化させてやる作業です。もちろん、田んぼが乾いたら水を入れ、しばらくしてまた干すという作業を繰り返すわけですが、永田農法の場合は、3日に一度くらいの頻度でこれを行います。栄養生長の段階で稲を小さく育てているので、お天気と相談しながら、今日は水をあげよう、今日は乾かしてやろうと、きめ細く水の出し入れを行うことができます。
 一般栽培のように稲が大きく育っている場合、水があると、どんどん成長してしまうので、なかなか水を入れられません。そうすると田んぼが乾燥しすぎるため、根が傷んでしまいます。永田農法というと、からからに乾いた田んぼを想像する方が多いと思いますが、そうではなく、必要最低限の水を、こまめに出し入れすることがポイントなのです。

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中干しを開始しました。


清冽な伏流水を使う田圃

 健菜米の田んぼには、尾神岳から湧き出てくる地下水(伏流水)を引いています。私の田んぼにはコップが置いてあって、作業をして喉が渇くと、その同じ水を飲んでいます。びっくりなさる方も多いのですが、この水は環境省の名水百選に選ばれたこともある「大出口泉水」に由来するおいしい水なんですよ。とても冷たいので、稲にもいい影響を与えてくれます。

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田んぼにはコップが置いてある。

山本秀一さん

今が大切な時期

 田植え後25日が経過した田んぼです。
 今年は田植えの時期が遅かったうえに、その後気温が上がらず、成長が遅れています。まあ、この遅れは心配しなくても、十分取り戻せるのですが、今は別の意味でとても大切な時期です。それは、これから2週間程度で、1株あたりの茎の本数が決定してしまうからです。専門的には「栄養生長」から「生殖生長」へ移行する時期にあたります。

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これは今日の私の田んぼの様子です。

「有効の茎」と「無効の茎」

 ところでみなさんは、茎の全てが稲穂になると思っていませんか。じつは、穂の出る茎は、一般栽培の場合全体の6~7割程度です。つまり残りの3~4割は、穂が付かず、ただ稲わらを栽培しているだけなのです。

 穂の出る茎を「有効の茎」と言い、その割合を有効歩合と言います。永田農法では、有効歩合を高めるために、様々な技術を駆使して栽培しますが、基本的には肥料を極力控えて、生殖生長に移行する前に「無効の茎」を増やさないようにします。だから、今が大切なのです。

密植を防ぐために大事なこと

 ちなみに私の田んぼでは、有効歩合は9割に達します。仲間の田んぼでも最低8割はキープしています。逆に歩合が悪く、穂の付かない「無効の茎」が多い田んぼは、密植になりやすく、風通しが悪くなり、光合成もままなりません。

 よく「株の間隔を空けて栽培することで、風通しを確保し・・・」などと宣伝している広告を見かけますが、そんな単純なことではありません。本当は1株当たりの茎の本数をコントロールして、有効歩合を高めることが、大事なことなのです。

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あと2週間程度で1株の茎の本数が概ね決まります。

山本秀一さん

今年の田植えは3週遅れ

 いよいよ田植えが始まりました。
 
 今年は平場が5月15日前後、山あいは5月20日前後に始まりました。
私(山本秀一)の圃場は下なので、ほぼ終了しましたが、山間の大賀地区にある中村昭一さんの圃場は、ちょうど今がピーク。お天気次第ですが、5月末頃完了するそうです。 
 昔は田植えといえば4月下旬~5月上旬のゴールデンウィーク中と決まっていましたが、今年は大雪の影響でしろ掻きの準備が遅れたのと、低温のためだいぶ遅くなってしまいました。こういう年は、農家の技術が試されることになります。


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ここは仲間の圃場です。早朝、4時30分頃です。いよいよ田植え作業が始まります。

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尾神岳が田圃に写り込む角度で写真を撮りました。朝陽がきれいでしょう。


田植えの出来栄えは、土の下ごしらえで決まる

 私の圃場は一枚約50アールあります。今は機械で田植えしますので、大体2時間位で1枚完成です。昔は手植えでしたので、本当に大変でした。そう考えると楽になりましたが、機械の植えの場合はやり直しがききませんので、慎重に慎重に運転します。まっすぐ丁寧に植えないと、あとあとの管理が大変なのです。

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今度は私の圃場の田植えです。軽トラに苗を積み込み出発です。

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この日は田植え日和でした。

 田植えをスムーズに進めるためには、前回報告した、「荒くれ」や「しろ掻き」による、土の下ごしらえが大切です。土がとろとろの状態でないと、稲が定着せず、浮いてきてしまうからです。また、田植え直後の水の管理も大切です。ちょうど良い高さに水が張っていないと、風で苗が抜けることがあるからです。

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田植えしたときは浅水で管理します。未だ根が出ていないので、水が多いと風で抜けてしまうのです。

中嶋巌さん

いよいよ苗作りが始まりました。

山はまだまだ雪化粧ですが、
平地では概ね雪が消え、ふきのとうが芽生えています。

4月も曇天で寒い日が続きましたが、春の足音は確実に近づいています。
いよいよ稲作農家の出番です。田植えの季節が近づいてきました。
これから忙しくなりますよ~。

まず最初は苗作り。

お米の栽培は田植えが最初と思っていませんか。
健菜米は、種にもこだわりと安全を追求しますので、必ず自分達で苗作りをします

まず最初は、種まきです。
健菜米コシヒカリの種まきは、均一で正確に播種するために、播種機械を使用しています。

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これが播種機械です。土を入れて、種をまき、灌水します。

さらに、育苗機(出芽機械)というところに入れて、発芽させます。お湯を使って水蒸気を出し、発芽を促す機械です。
32℃くらいの温度で3日くらいかけると、発芽します。

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出芽機械です。このコンテナみたいな棚に3日入れて芽が出るのを待つ。

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見事に芽吹きました。ちょうど1センチ位です。


田圃では「荒くれ」作業を開始

一方、田圃は土を耕してから、水を張って、「荒くれ」という作業に入ります。
泥をトラクターで攪拌させることで、土がなじむことはもちろん、
適度に酸素が入り、栄養が行き渡ります。

「荒くれ」作業は、3日位間隔をあけて、同じことを2度繰り返します。
田植えの準備に欠かせない作業です。

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田圃を耕しています。この後水を入れます。むこうに見えるのが霊峰・尾神岳です。

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「荒くれ」の作業です。3日後に同じ作業を行います。

中村昭一さん

吉川町の春霞

春間近の風景をご紹介します。

冬から抜け出す春の走り、春霞です。
雪が急激に消えてゆく際に蒸気が発生し、霞がかかることを言います。

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方田地区から尾神岳方面を撮影。霞の下は健菜米の田圃

今年は雪が多かったので、何度もこの現象が見られました。
日中にもかかわらず霧状態で、一瞬前が何も見えなくなります。

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平地でもこの通り何も見えません。

山本秀一さん

永田先生がいらっしゃいました。

先週、永田先生が視察にいらっしゃいました。
当日は珍しく温かい日で、雪がだいぶ溶けましたが、
健菜米の棚田がある、大賀地区などはまるでスキー場のようです。

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永田先生をパチリ。尾上岳の中腹にある宿泊施設前にて。

永田先生は、定期的に吉川にお越しいただいて、栽培指導していただいています。
今回は今年の作付けの相談と、栽培方針を確認させていただきました。

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大賀の棚田はまるでスキー場のよう。

上の写真は、大賀地区の様子です。この雪の下に田んぼがあります。
今年の大雪には、さすがの永田先生も驚いていらっしゃいました。
でも大雪の年は、山菜が豊富に採れます。今年は健菜倶楽部の皆様にも、ご紹介できそうですので、ぜひ期待してください。

山本秀一さん

雪室の準備完了


大雪が続く毎日ですが、
先日は珍しく晴れたので、雪室に雪を入れる作業をしました。

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今年は大雪。トラクターも動員して雪を掻きだした。

雪室とは、文字通り雪を詰めた倉庫のことで、農産物の貯蔵に活用するものです。
5度前後の低温を、雪の冷気だけで7月頃まで保てます。
冷蔵庫とは違って、ちょうど良い湿度が保てますので、お米の保管などに適しています。

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トラックに雪を積み・・・

しかし、この雪室は、前回のブログで紹介した「健菜清酒・雪麗」のためのものです。
2月末ごろに出来上がるお酒を、加熱処理をせず無濾過のままここに貯蔵し、雪が完全に無くなる7月末に取り出します。
雪の中でじわじわとゆっくり発酵するため、なんとも言えずまろやかな口当たりになるのです。

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雪室に雪をため込んでいく

今年は小雪とか暖冬とか言われていますが、雪の量はここ数年ではかなり多い年です。
昔を思い出すくらいの量です。まだ降るようですけどね。

ところで、このブログで除雪の様子を報告した、大賀の中村さんのハウスは、一晩で雪につぶされてしまいました。
雪が少ないのも困りますが、ここまで多いといろいろ大変です。

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雪が解ける8月まで利用します。

山本秀一さん

健菜清酒「雪麗」の醸造開始

健菜倶楽部で案内してもらっている、純米吟醸酒「雪麗」の醸造がはじまりました。
お酒づくりは、1に麹、2に酒母、3に造り(もろみ)といわれています。
写真は1月24日に撮影したものですが、まさにそのスタートの日です。

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米蒸したものを、冷やしてから麹室に入れ、麹つくりです。

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杜氏が麹菌を振りかけ、麹作りを始めています。

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現在発酵中です。ことしも満足のいく「吟醸純米酒」に仕上がることを祈ります。

山本秀一さん

無病息災を願う「歳の神」の行事

毎年、吉川で行なわれる、「歳(さい)の神」の風景です。
今年は久しぶりに雪が多く、農家は豊作や健康を祈り楽しく行事を行なっておりました。

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「歳の神」には、正月に飾った門松や、前の年に飾ったしめ縄、子供たちの書き初めや祈願に使った達磨などをくくりつけます。そして藁とともに燃やして無病息災を祈願します。
この火にあたると風邪を引かないとか、灰を小屋に入れると牛が丈夫になるなどの言い伝えがあります。

「歳の神」の行事については、健菜倶楽部の土風日記で、永田米研究会の中嶋巌さんが詳しく説明していますので、こちらの記事もご覧ください。


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上の写真は、大賀地区の中村昭一宅に隣接するハウスです。
平年に無く平地と山間地の雪の格差が大きく中村さんのところでは、ハウスを倒壊させないために、毎日が雪との葛藤です。
中村さんいわく、最初は機械を使うのが楽しかったが、いまでは苦痛の毎日となっていると話をしていました。