山本秀一さん

酒米「山田錦」の収穫

新潟のお酒と言えば、「淡麗辛口」を思い浮かべるでしょうか?
飲み口がすっきりとし、後味が良く、切れがある。
新潟を代表する酒米「五百万石」の特徴です。
新潟の名だたる酒蔵はこの味を求めて酒造りに励みます。

一方、西の酒米の代表格が「山田錦」。
山田錦は、兵庫発祥の非常に優れた酒米で、米の白芯が大きく、
タンパク含有量が少ないので、酒造りに最適な米。いわば酒米の王者です。
華やかな香りと奥行きのあるうま味があり、「濃醇旨口」のお酒が生まれます。


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※この黄金の粒が、永田農法の山田錦です。10月19日に収穫しました。

今まで山田錦の栽培北限地は兵庫といわれていましたが、永田照喜治先生から指導を受けた無肥料栽培を実践することで、ここ上越市吉川地区でも栽培が可能となりました。
恐らく新潟県下でも山田錦を栽培できるのは私たちだけでしょう。


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※背景の山並みはお馴染みの尾神岳、もうすぐ白く冬化粧となります

野菜類も同じですが、栽培の北限地では登熟までに時間がかかるので、うまく収穫できれば最高の品質になります。
ちなみに、同じ吉川地区で栽培した「五百万石」の収穫日は9月10日、「山田錦」は10月19日でしたので、その差は実に40日近くにもなります。


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今年の天候は山田錦にとって最高でした。
夏の前半まで雨が多めですこやかに育ち、後半は日照が多くじっくり登熟して、質量ともに素晴らしい結果。収穫したものも平年に比べかなり高品質でした。

出来上がる健菜倶楽部の純米吟醸酒「雪麗」も、さぞ美味しいものとなりそうです。