※山の中腹にある健菜米コシヒカリの棚田。美しい自然と環境を大切に守っている
農業だって自然破壊?

※海に臨み、豊かな自然を残す農園(佐渡)
環境に過分な負荷を与えないこと、これが健菜生産者の共通の気持ちです。
地面を耕して農業を始めたときから、人類の自然破壊は始まっている、と永田照喜治さんは言います。
有機肥料だからといって、過剰に与えれば、作物が吸収しきれなかった栄養が流出して、河川を汚染します。実際に必要量の調整がむずかしい有機肥料は、過剰に与えてしまう傾向が強く、北欧では分解が遅い冬期の使用を禁止しているほど…。
野菜や果物が吸収できるぎりぎりの栄養しか与えないことは、環境に与える負荷を最小限にする手段でもあるのです。
豊かな自然の復活を

※メダカが泳ぐ健菜米の田んぼ
米作りを永田農法に切り替えた新潟県上越市吉川区の棚田には、一時期姿を消していたメダカが復活しました。ホタルも復活して、初夏の夜に乱舞するようになりました。生産者も町の人にもこれはうれしくてたまりません。一度破壊してしまった自然も、努力すればもとに戻すことができると考えています。

※田んぼの水路の付近では、ホタルが乱舞する