※乾燥し、地面がひび割れた畑で育つ健菜トマト
水に沈むトマト

※(上)比重が軽い一般のトマト
(下)緻密で比重が重い健菜トマト
健菜トマトは、水に沈みます。小粒ですがは果肉が緻密で比重が高いからです。形はいびつです。輪切りにすると、芯室の数が多くてゼリー状の部分がプルプルとしっかりしています。かじってみるとこれが甘い。糖度は8度以上(一般は糖度4~5度)、ときには12~13度もあって果物なみです。
甘いだけじゃありません。酸味もあっておいしさが濃い。栄養的にも際立っていて、ビタミンCやカルシウムがふつうの数倍含まれています。
おいしさと栄養がみっちり凝縮しているのは、トマトだけではありません。健菜の野菜や果物はみな、おいしさが濃いのです。
切り口が褐変しないなす

※(左)一般のなす (右)健菜のなす
なすを2つに割って、待つこと30分。ふつうは切り口が茶色く変色します。調理のときはアクをとるために水に放つのも常識です。
でも健菜倶楽部が冬にお届けするなすは変色しません。寒い時期にゆっくりと永田農法で栽培することで、アク成分(褐変物質)の生成が抑えられているから、生でもいただけるほど。同じように健菜の玉ねぎは水にさらさずパリパリ食べられます。
薄緑色のほうれん草

※生でパリパリ食べられるほうれん草
ふつう、ほうれん草はゆでてアク抜きしないとのどを通りません。でも、夏にお届けしている健菜ほうれん草は、葉は小ぶりで薄緑色。生でパリパリ食べられます。なぜでしょうか。
人がまずいと感じるほうれん草のエグミのもとは、シュウ酸という、尿道結石を招く有害成分です。シュウ酸が葉に過剰に生成されてしまうのは、過肥料などの栽培法が一因。野菜の不健康がまずさを作るのだと永田照喜治さんは言います。
冷たい季節風が吹く岩手県の栽培適地を選び、永田農法によって健康に成長したほうれん草は、シュウ酸が少なく、エグミがありません。健菜れんこんやごぼうなど、アク抜きがいらないのも、同じ理由です。